「Spot」には「見つける」や「場所」という意味がありますが、カジュアルな英語では「お金を一時的に立て替える」という意味でも使われます。これは主に 「Can you spot me ~?」 というフレーズで使われ、友達や親しい人に頼むときの表現です。
1. 小額を立て替えてもらう場合
A: I forgot my wallet. Can you spot me ten bucks?
(財布忘れちゃった。10ドル立て替えてくれる?)
B: Sure, no problem. Just pay me back later.
(いいよ、問題ないよ。後で返してね。)
「Can you spot me + 金額?」の形で「ちょっとお金を立て替えてくれる?」と聞くことができます。日本語の「貸してくれる?」に近いですが、あくまで一時的な立て替えのニュアンスです。
2. 食事代を立て替えてもらう場合
A: I didn’t bring enough cash. Can you spot me for lunch?
(現金が足りないんだ。お昼代立て替えてくれる?)
B: No worries! You can get me next time.
(気にしないで!次のとき奢ってくれればいいよ。)
「Can you spot me for lunch?」で「お昼代を立て替えてくれる?」という意味になります。後で返すことが前提ですが、カジュアルな間柄なら「次のときに奢ってね!」という感じで、軽く受け取られることもあります。
3. 飲み会などで支払いを立て替えてもらう場合
A: I’ll spot you for now, but don’t forget to pay me back.
(とりあえず立て替えておくけど、ちゃんと返してね。)
B: Thanks! I’ll send you the money later.
(ありがとう!後で送るね。)
「I’ll spot you」で「私が立て替えるよ」という言い方もできます。これは親しい間柄でよく使われる表現です。
「Spot」を「立て替える」という意味で使うのは口語的なカジュアル表現です。フォーマルな場面では「lend(貸す)」や「cover the cost(費用を負担する)」を使ったほうが自然ですが、友達同士では「Can you spot me ~?」がとてもよく使われます。特にアメリカ英語では、「Spot me a few dollars?(ちょっとお金立て替えてくれる?)」のように、軽い感じで使うことが多いです。
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